特殊手動ウインチ

特殊手動ウインチシリーズの特長

マックスプルウインチの総生産台数の40%は特殊ウインチです。お客様の現場や使用用途に合わせた個性溢れる特殊手動ウインチがさまざまな分野で活躍しています。用途・能力・方式・サイズは多種多彩。独創的な設計でお客様の<動かしたい。>に応えます。

DWG型/WD型/PW型/HES型/LSTP型

 

 

 
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特殊手動ウインチの製品一覧

製品一覧をご紹介します。

DWG型

DWG型

ワイヤロープ2本引、溝付ドラム仕様 手動ウインチ
片上がりしない、水平昇降作業が可能です。

蓋、桟橋、ゲート、バトン等の長尺物を水平に動かしたいときに役立ちます。2本のワイヤロープが取り付け可能となっており、またドラム表面に掘ったワイヤ溝に沿って2本のワイヤロープが等しい量、同期しながら巻かれていきますので、長尺の荷が斜めにならず水平に昇降、開閉作業が行えます。ワイヤ溝はワイヤロープの乱巻きの軽減やフリートアングル(第一滑車までの距離)短縮に役立つ機能でもあります。

WD型

WD型

2ドラム式手動ウインチ
幅の決まった、水平開閉作業に適しています。

除塵機、水門等、幅の決まった吊荷の水平昇降・開閉作業に多く扱われています。2個のドラムを連結してありますので、1本のハンドル操作で2個のドラムを同時に回転させることが可能です。荷の幅に合わせた2本のワイヤロープが荷の昇降・開閉をおこないます。荷の幅に合わせて設計されますので、滑車を介せず特別なワイヤ回しを必要としません。

PW型

PW型

ワイヤ押さえローラー付 手動ウインチ
乱巻きの原因となるワイヤロープの緩みを防ぎます。

吊荷が地面に着地した際や横引き牽引作業を行っている際、ワイヤロープテンションがなくなると、ドラムに巻いてあるワイヤロープが反力によって瞬時に緩み、ふくらみが発生し乱巻きがおこります。ワイヤ押さえローラーを設けることで、その緩みやふくらみを回転ローラーで抑え込み、乱巻きの発生を防ぎます。

HES型

HES型

ハンドル脱落防止機能付手動ウインチ

誤操作によるハンドルの落下事故を防止します。

ハンドル固定時や位置調整時に、手を滑らすなどでハンドルが落下することがあります。港湾や河川での作業で水中にハンドルを落とすと、掬い上げることは困難です。また高所での作業場所から落下した場合は、事故や設備損壊につながる可能性があります。このようなハンドル落下を防ぐため、ハンドル自身がウインチ本体に引っかかる為の「突起」を設けられるようハンドル下部を延長し、ボルトナット類を取り付けられる穴加工を施してあります。

LSTP型

LSTP型

ブレーキ解除用グリップ付手動ウインチ

緊急時のブレーキ開放(ワイヤロープ引き出し)が可能です。

自動車運搬船などに装備されている換気用ダンパー(蓋)を、火災時などの非常時に緊急に閉じなければいけない際、ウインチハンドルを回していては間に合いません。緊急ブレーキ解除用グリップを操作することで手動ウインチのブレーキは効かなくなり、ダンパーを自重によって自動的に閉じさせることが可能となります。非常時で電気や油圧が働かなくても、人の手で瞬時に操作を行えますので、火災の広がり防ぐダンパーの機能に一役買っています。

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