ミニマックスプルウインチの特長
パーソナルユースの軽作業を対象に開発した、軽量・コンパクトなミニウインチです。産業用の重作業には適しておりません。懸垂幕の昇降、テニス・バレーボールのネットセット、ジェットスキーの車載搭載作業などに。
PM-100型/PM-200型
簡単な操作性
機械効率が高いので、他社製ウインチと比較して操作時の手荷重が非常に軽く、作業が容易です。コンパクト設計ですから、軽くて持ち運びも大変便利。また、本体の固定は、所定のボルトで簡単に取付けができます。更に大きな特徴は、各部品がプレス加工でできており、全体がボルトにより組み立てられていますので手軽に分解できます。修理の場合でもパーツをお求めになるだけで、取扱説明書に従い、どなたでも簡単に修理・組立が行えます。
PM-100型のブレーキは手かけ(爪かけ)ブレーキです。
巻上げは爪を掛けたまま回転できますが、巻降ろし時は爪を外して操作してください。(爪を外す時はハンドルを手で保持して行うか、無負荷の時に行ってください。)安全に作業を行うにはフレームの側面に貼り付けてあるシールの巻上げ方向にハンドルを回して、正しくワイヤロープを巻きつけてください。ハンドルを巻上げ方向に右回転をさせると、ドラムは左回転します。この時に巻き取られていれば正しい状態です。ドラムの捨て巻きは必ず5巻以上確保して下さい。
PM-200型のブレーキは自動メカニカルブレーキです。
ハンドルを巻上げ方向(時計の針の方向)に回すとカチカチと音がして、ハンドルを巻き下げ方向(時計の針の反対)に回すと音はしません。この操作を3〜4回繰返して行い、巻上げ方向に回したときに必ずカチカチという音がでていれば、メカニカルブレーキは正しく作動しています。ワイヤロープはクラッチカバーに貼り付けてあるシールの巻上げ方向にハンドルを回して、正しくワイヤロープを巻き付けてください。ハンドルを巻上げ方向に右回転をさせると、ドラムは左回転します。この時に巻き取られていれば正しい状態です。ドラムの捨て巻きは必ず5巻以上確保してください。
取扱い上の注意事項
PM-100型は垂直に荷重を吊り上げる用途に使用しないでください。PM-100型はブレーキは手掛ブレーキです。巻上げは爪を掛けたまま回転できますが、巻降し時は爪を外して操作してください。(爪を外す時はハンドルを手で保持して行うか、無負荷のときに行ってください)PM-200以上はメカニカル自動ブレーキを内蔵しています(右回転で巻上げ・左回転で巻降し手を放しても停止します。)
ミニマックスプルウインチ使用現場一例
ミニマックスプルウインチの製品一覧
PM-200型(200kgf用)
型式 | PM-200型 |
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ワイヤロープ引張力 | 1960N(200kgf) 各基準層以下 |
ワイヤロープ収容量 | φ4mmX25.0m (9層巻込み) φ5mmX15.5m (7層巻込み) |
減速比率 | 1/4.1 |
ハンドル操作力 | φ4mm : 114N(11.6kgf) : 6層目基準 (巻込量 14.0m) φ5mm : 115N(11.7kgf) : 5層目基準 (巻込量 9.5m) |
ハンドル長さ | 205mm |
自重(本体+ハンドル) | 3.3 kg |
PM-100型(100kgf用)
型式 | PM-100型 |
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ワイヤロープ引張力 | 980N(100kgf) 各基準層以下 |
ワイヤロープ収容量 | φ3mmX40.0m (12層巻込み) φ4mmX25.0m (9層巻込み) φ5mmX15.5m (5層巻込み) |
減速比率 | 1/4.1 |
ハンドル操作力 | φ3mm : 58N(5.9kgf) : 8層目基準 (巻込量 22.5m) φ4mm : 57N(5.8kgf) : 6層目基準 (巻込量 14.0m) φ5mm : 58N(5.9kgf) : 5層目基準 (巻込量 9.5m) |
ハンドル長さ | 205mm |
自重(本体+ハンドル) | 2.7 kg |