ご挨拶
ウインチが人々の便利な機械として登場したのは紀元前480年の古代ギリシアで記録が残っています。それから現在、人は都市を上へ上へと高層化し、対して海洋では埋蔵資源を求めて深く深く、活動範囲を広げています。マックスプルウインチは高所から深海までお客様と共に現場作業を支えています。
ウインチとは、大変自由度が高い<動力源>です。ウインチから繰り出されたワイヤロープを滑車などでベクトルを変える事で360度どの方向からでも、ワーク(動かしたい物)に力を伝達する事が出来ます。加えて構造がシンプルで他の付帯設備も必要ありませんのでコストを抑えたシステムを実現出来ます。お客様の現場にベストマッチしたワイヤロープの取り回しをご提案出来る事がマックスプル工業の最大の強みです。
私どもは、世界的にも珍しいウインチ専門メーカーです。『吊り上げる』・『引っ張る』のスペシャリストとして、培ってきたノウハウと技術を生かし、グローバルに活動拠点を広げ
【ライバルは引力です。】
のキャッチコピーと伴にマックスプルウインチは社会貢献していきます。
経営理念
ガイドライン
高い目標を掲げ、現在の自分と比較・逆算し、達成への明確なルートを描く。
高い目標の達成は、確実な一歩一歩の積み重ねの結果である。
一点の曇りもない正しさに基づき行動する。
パーフェクトを目指し、ベストを尽くす。
自ら動く、自ら変える。
スピードは力なり、常にプラス思考。
組織のガイドライン
私たちは、ゆるぎない事実に基づいた経営を一人ひとりが実践する。
私たちは、顧客、従業員、株主、そして社会を重んじる。
私たちは、社会的価値を生み出した結果として、公明正大に利益を追求する。
私たちは、活性化した組織を永続させる為、情報をオープンにし、共有し、率直で建設的なコミュニケーションを図る。
私たちは、一人ひとりがプロとして、真のチームワークを作り上げる。
会社概要
社名 | マックスプル工業株式会社 |
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本社 | 千葉県流山市西深井中谷1296-22 流山工業団地 TEL 04-7186-6797 FAX 04-7186-6798 |
西日本営業所 | 大阪市浪速区桜川3丁目4番25号 TEL 06-6567-2388 FAX 06-6567-3088 |
関連会社 | MAXPULL USA CORPORATION 788 110th Avenue NE, Suite #N-1404 Bellevue, Washington USA 98004 TEL +1(425)443-2111 http://www.maxpullusa.com/ |
役員 | 代表取締役社長 小野 幸一 常務取締役 佐藤 光一 取締役 橋本 有史 |
資本金 | 1,300万円 |
創業 | 昭和51年1月31日 |
営業品目 | マックスプルウインチの製造・販売 各種の手動・電動巻上機の設計・製作・販売 産業用諸機械の設計・製作・販売 |
設備 | 荷重テスト用タワー,他 |
取引銀行 |
商工組合中央金庫 松戸支店 |
沿革
2023年10月 | 新たに開発した三相200V0.4、0.75kwモータを採用した電動ウインチ『BMW-Air 三相 200Vシリーズ』の製造・販売を開始する。 |
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2023年5月 | Web サイト内の各製品紹介ページから『STEP ファイル (3D)』データのダウンロードを可能にする。合わせて専用ソフトウェアがなくても3Dが体験できる『iCAD 3D ブラウザー』も掲載開始。 |
2022年10月 | 新たに開発した単相100V0.4kwモータを採用した電動ウインチ『BMW 単相 100Vシリーズ』の製造・販売を開始する。 |
2021年9月 | 『人類が |
2020年12月 | 電動ウインチを後から無線操作可能にする『電動ウインチ用 無線操式スイッチボックスRC-BOX』を開発し製造・販売を開始する。 |
2017年10月 | 自社Web サイトをリニューアル。 |
2017年5月 | 環境保護の為、マックスプル手動ウインチをRoHS指令適合製品に改良する事に成功。販売を開始する。 |
2016年4月 | 離れた場所からでもウインチが無線操作可能な『BMW三相200Vラジオコントロールシリーズ』を開発し製造・販売を開始する。 |
2016年3月 | アメリカ合衆国ワシントン州に現地法人マックスプルUSAを設立。アジア、ヨーロッパ含め8か国10社と代理店契約を締結する。 |
2015年10月 | 東京本社と埼玉八潮工場・八潮倉庫を統合し、千葉県流山工業団地に本社・工場を新築、移転。業務を開始する。 |
2014年10月 | 世界最小サイズの電動往復牽引ウインチ EMX-150型の開発に成功。同時に同機専用の無線制御盤の開発にも成功。セット販売を開始する。 |
2014年3月 | 品質マネジメント国際規格ISO9001:2008を全社大で取得。 |
2013年9月 | 世界初のWドラム手動往復牽引ウインチ MEシリーズ開発し製造・販売を開始する。 |
2013年9月 | ジェトロ(日本貿易振興機構)にてマックスプルウインチが輸出有望案件発掘支援事業に採択される。 同時に海外営業部発足。アジアを中心に海外展示会出展を開始する。 |
2012年3月 | イギリス TRaC Global社にて、国内ウインチメーカー初のCE規格認定・取得に成功する。 |
2010年9月 | 代表取締役社長 大串 剛喜が退任し、会長に就任。 取締役 小野 幸一が代表取締役社長に就任する。 |
2008年3月 | 沿岸・海洋設置向け大型風力発電風車用往復牽引型溶融亜鉛メッキ仕様手動ウインチの開発・製造。納入を開始。 |
2007年6月 | 大型風力発電風車用往復牽引型手動ウインチの開発・製造。納入を開始。 |
2006年11月 | 小野 幸一が取締役に就任。 |
2005年10月 | 国立極地研究所殿向 第47次南極越冬隊 南極海底推積物音波探査装置用ウインチシステム エンドレスウインチEME-200-DSU型を納入する。 |
2002年9月 | 代表取締役会長 高橋 巌が退任し、相談役に就任。 |
2002年2月 | 東京ガス株式会社殿向、パイプライン内部清掃用、特殊電動ウインチMWS-2500-TR-IVを開発製造納入する。 |
1999年10月 | さいたまスーパーアリーナ殿向け人工芝引出用電動ウインチMWS-3000-TR-IV型を開発製造、納入する。 |
1999年1月 | 代表取締役 高橋 巌が退任し、代表取締役会長に就任。 専務取締役 大串 剛喜が代表取締役社長に就任する。 |
1996年12月 | 南極観測隊、藤井隊長より掘削開始より1年3ヵ月にて南極ドーム計画での氷床深層掘削2,500mに達し成功したとの報告を受ける。 |
1996年11月 | 代表取締役会長 後藤 哲男が代表取締役を退任する。 |
1996年10月 | ビルトインモータ内蔵の並列式ウインチBMW-201型~BMW-503型の12機種の製造販売を開始。 |
1996年6月 | 往復牽引エンドレスウインチ、EME-400型、EME-700型、EME-1300型を開発・製造、販売を開始。 |
1995年11月 | 第37次南極観測隊、砕氷船しらせ、に電動ウインチMAW-1100型を搭載し南極に向う。 |
1993年11月 | ベイブリッチ塔メンテナンスゴンドラ昇降用、電動:手動兼用ウインチGME-120H型を開発・製造、道路公団殿に納入。 |
1993年10月 | 南極ドーム計画用、氷床掘削装置用、耐寒性、特殊電動ウインチMAW-1100型を開発製造し国立極地研究所殿に納入。 巻上能力=1,000kg 巻き込み速度=0.1m~49m/min ケーブル=7芯アーマードワイヤーΦ7.72mm×3,500m |
1993年4月 | ゴルフ練習場防球ネット昇降装置用強制引き降ろし式、電動エンドレスウインチEME-1300型を開発製造 特許申請を行い発売を開始する。 |
1992年11月 | 国立極地研究所、「35万年間の地球環境の変化とその理由を解き明かす」南極氷床ドーム深層掘削計画(通称 ドーム計画)に参画する |
1992年6月 | リムーバブル係留観測用ロープウインチ、SEA-M-400型を開発:製造し 東京大学海洋研究所(淡青丸)に納入。 |
1991年6月 | 埼玉県八潮市3丁目13番1号に、電動ウインチ組立、部品製作工場として、埼玉工場を開設シャトルテーブル付全自動溶接装置2基を導入し生産を開始する。 |
1989年11月 | 大阪市浪速区桜川3丁目4番地に大阪営業所を開設する。 |
1989年10月 | 同装置を北極にてテストし,500mの氷柱コア掘削に成功。 |
1989年3月 | 国立極地研究所へ南極氷層(浅層用)掘削装置を開発・製造を行い納入する。 |
1988年5月 | ゴルフ練習場防球ネット昇降装置に風速連動システムを導入、昇降のシステムを自動化に成功発売を開始する。 |
1988年1月 | 代表取締役社長 後藤 哲男が退任し、代表取締役会長に就任。 専務取締役 高橋 巌が代表取締役社長に就任。 |
1985年3月 | 海洋観測機器用小型巻上機、OCEANOGRAPHIC.REEL:MWS-35型を防錆、軽量コンパクト、高性能で ロープはケブラーロープの採用を行い開発に成功、販売を開始する。小型船舶での採水器、採泥器 STD(内蔵式)などの巻上げ、繰り出し作業を安全にし、作業時間の大幅短縮に貢献する 熊本大学殿、東京大学海洋研究所殿、㈱関西総合環境センター殿、北海道大学殿、他に納入する。 |
1983年11月 | CQ無線用タワー昇降用ウインチGMT-1500型を製造・販売を開始する。 |
1983年10月 | ゴルフ練習場、防球ネット昇降用電動ウインチGME-800-GO、GME-1400-GO型の製造・販売と 同ウインチの集中制御システムの開発・発売を開始する。 |
1983年2月 | 手動ウインチMRシリーズ(ラチェットハンドル機構式)6機種(100kg~3,000kg)及び手動ウインチ MCシリーズ(キャプスタンドラム式)5機種(100kg~2,000kg)を製造し販売を開始する。 |
1980年8月 | 手動ウインチのGM-50型(5,000kg)、GM-100型(10,000kg)の製作及び、特殊電動ウインチ能力 30tonまでの製造・発売を開始する。 |
1980年4月 | 軽量化と省力化された山岳遭難救助専用ウインチGMH-210型と附属装置の開発を国産として始めて成功し発売を開始する。文部省登山研修所殿 、東京消防庁殿、富山県警本部殿、滋賀県山岳連盟殿他に納入。 |
1980年2月 | これまでの手動ウインチGMシリーズ5機種(100kg~2,000kg)に3ton用手動ウインチGM-30型 舞台装置用ウインチGM-1L型及びゴルフ練習場防球ネット昇降専用電動ウインチGME-1000(1,000kg) を開発・販売を開始する。 |
1978年10月 | 後藤機械工業株式会社よりウインチ製造部門が分離・独立し製造販売を統合。 ウインチの製造販売部門の 一括業務を行う。資本金1,300万円に増資。後藤 哲男が代表取締役社長に就任する。専務取締役社長に大串 剛喜・高橋 巌が就任する。 |
1976年1月 |
産業機械メーカー後藤機械工業株式会社に手動式ウインチの製造を依頼。 |
主な納入先(50音順)
- 株式会社イチネンアク
セス - 株式会社大林組
- 海上保安庁
- 鹿島建設株式会社
- カツヤマキカイ株式会社
- カヤバシステムマシナリー株式会社
- 川崎重工業株式会社
- 株式会社キクスズ
- 株式会社木屋製作所
- 株式会社クボタ
- 国土交通省
- 国立極地研究所
- 株式会社小松製作所
- コンドーテック株式会社
- サワタリ機工株式会社
- 清水建設株式会社
- 株式会社ジーネット
- ジャパンマリンユナイテッド株式会社
- 日本製鉄株式会社
- 大成建設株式会社
- 大洋製器工業株式会社
- ダイドー株式会社
- 株式会社竹中工務店
- 東京消防庁
- 東京大学大気海洋研究所
- トミタ産業株式会社
- トラスコ中山株式会社
- 株式会社日伝
- 日本軽金属株式会社
- 株式会社日立製作所
- 防衛省
- 三井海洋開発株式会社
- 株式会社三井E&Sホールディングス
- 三菱重工業株式会社
- ユアサ商事株式会社
- 株式会社IHI
- JFEスチール株式会社
CEマーク/ISO9001:2008取得について
マックスプル工業株式会社は2014年3月10日に国際標準化機構(ISO)が定めた品質マネジメントシステムの国際規格である『ISO9001:2008』の認証を国内独立系ウインチメーカーとして初めて取得いたしました。また2017年3月1日にはサーベイランス審査にもパス致しました事、御報告致します。
■取得の背景
マックスプルウインチは、国内では約70パーセントのシェアを頂き、近年ではその安全性、設計思想より海外の顧客からも高く評価されています。 グローバル化が進むなか、世界標準に準拠した業務プロセスの確立は必要不可欠となります。
この様にマーケットが拡大・変化していくなか、マックスプルウインチは2012年7月17日にEU加盟国の安全基準を満たす信頼の証である『CEマーク』を取得致しました。取得にあたりましては、一般的には企業が独自に行う事も多い中、当社はあえて外部の検査機関(イギリス TRaC Global Ltd)で商品評価、文書化を行いました。
続いての『ISO9001:2008』の認証取得は、これら世界市場での事業基盤の強化、取引の円滑化及び販売促進に不可欠であるとの認識に立って、ISO推進委員会を組織するなど本格的準備を開始し、認証を取得したものです。
日本では工場・事業所毎に認証取得をするケースが多いのですが、当社では製造部、設計部はもとより営業部・総務経理部など間接部門を含めた全社大での認証取得に取り組みました。
全社大でISO9001に取り組んだ理由としては、ISO9001の2008年版は企業経営全体のパフォーマンスの向上を目指したものであり、【真の顧客満足】を得るためには、事業所単位ではなく、全社大で顧客満足を向上させるシステムを構築する必要があると考えたからです。
当社は、これまでも良い商品とサービスをご提供していくために、品質の向上を心がけてまいりましたが、ISO9001の導入により、あらゆる部署での意識が向上し、その結果、常に高度な品質の商品とサービスをお客様にお届け出来ることになります。
現在の世界市場においてボーダレス化が益々進行する中で、この『ISO9001:2008』の認証取得は、当社製品の国際的な信頼性を高め、ワールドワイドなビジネス展開を一層促進致しました事をご報告します。
敢えて私共は新国際規格である『ISO9001:2015』への安易な取得に進まず、今まで培った『ISO9001:2008』ベースを基に<進化&深化>を更に重ねた『マックスプルQS』を作り上げ遂行しています。それはISO規格より一層厳しくウインチ作りに合致した、形式だけではない実の有る規格となりました。これを愚直に実行する事で、お客様へは更なる高い品質と安全性を持った製品を御提供出来ると確信しております。
代表取締役社長 小野 幸一
RoHS指令適合品化について
マックスプルウインチは、国内では約70パーセントのシェアを頂きユーザー様からトップブランドの評価をいただいております。これも、『より優れた性能と高い安全性を持つ製品を提供する。』との弊社品質方針をご理解頂き、ご支援、ご購入をいただいたお客様のおかげと深く感謝しております。
このたび、マックスプルウインチでは『製品に含まれる有害化学物質を徹底的に排除することにより、未来の地球環境に悪い影響を残さないように。』との弊社環境ポリシーのもと、特定有害物質を排除した代替技術、特定有害物質を一定以上含まない素材・部品の調達を進めた結果、お客様に新たなご負担をお願いせず、手動標準ウインチの『RoHS指令適合品化』に成功いたしました。
より高い品質・より良いサービスを皆様にお届けできるよう、改革を進めてまいります。今後とも、今まで以上のご愛顧をお願い申し上げます。
代表取締役社長 小野 幸一
SDGsの取り組みについて
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
マックス
人類を脅
このことを踏まえ、マックス
Wate
各2021
今、生き
代表取締役社長 小野 幸一